【ブログ】 甲状腺機能低下症:原因と治療法/越前市の月岡医院
こんにちは。
月岡医院 院長の月岡幹雄です。
いつも当院をご愛顧くださりありがとうございます。
さて、今回のブログでは「甲状腺機能低下症の原因と治療法」について解説いたします。
甲状腺機能低下症は、甲状腺が十分なホルモンを分泌できない状態で、さまざまな原因があります。
その中で、最も一般的な原因は「橋本病」と呼ばれる自己免疫疾患です。
この疾患では、免疫系が甲状腺を攻撃してしまうため、ホルモンの生成が妨げられます。
その他にも、手術後や放射線治療を受けた場合、特定の薬剤の影響で甲状腺機能が低下することがあります。
甲状腺機能低下症の症状には、倦怠感、体重の増加、寒がり、乾燥肌、記憶力の低下などがあり、生活の質を大きく左右します。
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治療法としては、主に合成甲状腺ホルモン(レボチロキシン)の服用が行われます。
この薬は、体内のホルモンレベルを正常な範囲に戻すために長期的に使用されます。
治療を開始した後は、定期的な血液検査を通じてホルモンの効果を確認することが重要です。
特に、初期の段階ではホルモンレベルを慎重に監視し、必要に応じて服用量を調整します。
生活習慣の見直しも、治療の一環として重要です。
バランスの良い食事や、適度な運動、ストレス管理を行うことで、全体的な健康状態を改善し、治療の効果を高めることができます。
甲状腺機能低下症に対する理解を深め、適切な治療と生活改善を並行して行うことが、健康の維持につながります。
越前市にお住まいの方はもちろん、周辺の鯖江市・南越前町・池田町・越前町・敦賀市にお住まいの方も、何かお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
福井県越前市
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胃内視鏡検査/大腸内視鏡検査(胃カメラ検査/大腸カメラ検査)
内科/消化器内科