【ブログ】甲状腺疾患の種類とその診断方法/越前市の月岡医院
2025.01.15
こんにちは。
月岡医院 院長の月岡幹雄です。
いつも当院をご愛顧くださりありがとうございます。
さて、今回のブログでは「甲状腺疾患の種類とその診断方法」について解説いたします。
甲状腺疾患は多岐にわたり、主に甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、バセドウ病、橋本病などがあります。甲状腺機能亢進症は、甲状腺が過剰にホルモンを生成する状態で、主な症状には心拍数上昇、体重減少、不安感が特徴的です。バセドウ病は女性に多く見られる原因の一つです。
一方、甲状腺機能低下症は、甲状腺のホルモン分泌が不足することによって生じます。代表的な症状としては、倦怠感、体重増加、寒がりなどが見られます。このいずれの疾患も、早期に診断し治療を行うことが大切です。
診断方法は主に血液検査から始まります。TSH(甲状腺刺激ホルモン)やT3、T4のレベルを測定し、ホルモンバランスの異常を確認します。異常が見られる場合、超音波検査が行われ、甲状腺の構造やしこりの有無を評価します。
近年、自己免疫疾患に関連する特定の抗体を調べることができる血液検査も増えてきました。このような検査を受けることで、より詳細な診断が可能となり、適切な治療計画を立てられます。
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